パリのXマス商戦スタート プランタン本店で開幕式

2017/11/15 11:00 更新


プランタン会長兼CEO(最高経営責任者)パオロ・デ・セザレ氏(左)とニコール・キッドマンさん=STEPHANE FEUGERE写す

 百貨店プランタン本店で、パリの年末商戦スタートを告げるクリスマスショーウィンドーの開幕式が行われた。制作時間650時間、組み立てに3週間を費やした電動マリオネットの動くディスプレーは、毎年1000万人以上の観客を集める。今年は「ギフト探し驚きの旅」をテーマに、イージージェットや西欧の大都市をつなぐ高速列車タリス、シトロエン、「フェンディ」「MCM」の協賛で、プランタンのキャラクター、ジュールとヴィオレットが11のウィンドーでギフト探しの物語を展開する。

 開幕式ではハリウッド女優やトップモデルによるテープカットが恒例、今年はフェンディのアンバサダー、ニコール・キッドマンさんとあって大きな話題を振りまいた。この5年間で売り上げ倍増、17年は予測で売上高12億 ユーロ と勢いのあるイタリアメゾン。同店モード館では限定商品を揃えフェンディの期間限定店が開設されている。

(パリ=松井孝予通信員)



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