パル、外部ディレクター起用で新業態

2016/04/01 03:45 更新


大阪で期間限定店「ココアッコ」 

アジアの個性凝縮した店作り


 異世界への小旅行感覚が味わえる店を――。パルはこのほど、大阪・中崎町に外部人材を起用した新業態「ココアッコ」を、5月15日までの期間限定店として開いている。アジアで人気のスタイリスト相澤樹さんをディレクターに、独自性の際立つ品揃えと空間を、女性向けに打ち出した。

 店舗面積は100平方㍍弱。アパレルとアクセサリーをはじめとした雑貨を半分ずつで品揃えした。「アジアのとにかく変わったものづくりをしているブランド」(相澤ディレクター)をセレクトし、日本だけでなく、中国、香港、韓国などから個性豊かなアイテムをふんだんに集めた。

 扱いブランド数は約50で、ベーシックなものはほとんどなし。アパレルは刺繍表現が魅力の「マ・マカロン」、相澤さんらが3人で手掛ける「トリンカアンプリュアン」などがある。雑貨はテーブルいっぱいに色鮮やかなアクセサリーを並べたり、壁に個性的な帽子を大胆に配置したり、売り場の一角で少し懐かしい茶器を提案するなど、見せ方にも遊び心を盛り込んだ。二つある試着室もテーマごとに違う味付けにした。

個性的な雑貨をさらに楽しく表現した店内
個性的な雑貨をさらに楽しく表現した店内
色と個性にあふれた店内のテーブル
色と個性にあふれた店内のテーブル

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