パル、バッグと靴「ラシット」で海外開拓

2016/12/08 06:14 更新


 パルはバッグブランド「ラシット」で、海外販路を開拓する。百貨店などへの卸販売を狙い、17年1月以降、パリの展示会プルミエールクラスにも出展する。日本製のバッグを中心に、軽くて持ちやすいといったブランドの強みをアピールする。

 海外へは、主に3種類の商品を提案する。「キューブ」は名前の通りキューブ型の、モノグラム生地のバッグシリーズで、オレンジやピンク、ブルーなど豊富なカラーバリエーションが特徴。来春夏は、一回り小さいサイズも作った。単色が1万5000円、マルチカラー1万8000円。日本製。

 「ラシット・ザ・クラウズ」は、ナイロン生地とボンディング加工で、雲のようにふんわりさせた軽量バッグ。モノグラムの印象が強いブランドだが、クラウズは無地のデザインで客層を広げる。新たにキャンディーというモデルを加える。1万9800円。生地も縫製も日本。

 本格的にシューズも始める。ラシットの機能的なコンセプトを生かし、豚革のソフトなライニング、パイル地のインソールなど、履き心地にこだわった。レディス用でキャンバスのスニーカー1万2000円、デッキシューズ1万6000円など。



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