レディスアパレルのパボック、協力工場でロボット縫製

2017/10/05 04:22 更新


 レディスアパレルメーカーのパボックは18年春物で、ニットトップを主力にスタイリング提案を強化する。多彩な商品を安定供給するため、同社が設備投資する形でこのほど、中国の協力工場に自動縫製機器を導入した。

 12月上旬から店頭で展開するニットトップを軸に春物を立ち上げる。身頃や袖に毛足の長いフェザーヤーンを使った商品を企画。イエローのフェザーヤーンを使い、身頃にダイヤ柄のジャカードを施したワイドスリーブのニットトップが取引先から引き合いが多い。ニットトップの価格帯は6900~8900円。

 クリスマス商戦向けには、ラベンダーやサックスミントを使ったバイカラーでエレガントなレースをアクセントとしたブラウスやワンピースを企画。1月の店頭向けにはトレンチスカート(7900円)とカットソートップ(4900円)のコーディネートを提案。ツイード見えするプリントのブラウス(6900円)とスカートのコーディネートも打ち出す。

 「生地やサイズ感で変化をつけてナチュラルテイストやきれいめな雰囲気を演出する。スタイリング提案できる多彩な企画がバイヤーから支持されている」。

 中国の主力縫製工場に設備投資したのは、「生産スピードの向上と品質の安定化を図る」ため。「今後もロボット縫製の設備を増強する」方針だ。

スタイリング提案できる多彩な企画がバイヤーから支持



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