大塚製靴は米国でブランド誕生60周年を迎えた「ハッシュパピー」の18年秋冬物で、メンズの記念協業モデルを出す。
「ハッシュパピーレザー」と呼ばれる米国ウルバリン社オリジナルのスエードのように見える撥水(はっすい)加工したピッグスキンをアッパーに使う。さらに、コンフォートシューズの自社ブランド「ボンステップ」と協業することで足に優しい履き心地を実現した。
国内の自社工場で生産するボンステップのウレタンモールドによるインジェクション製法によって、立体的で丸みのある形状で足裏を包み込むようにした。カウンターをかかとの外側に出した一体成形のソールも歩行に安定感を与える。デザインはプレーントウ(1万8800円)、ウイングチップ(同)、サドルシューズ(同)、ブーツ(1万9900円)。
記念モデル以外では、メンズ、レディスともアッパーとライニングの間に多孔質特殊メンブレンを入れることで、撥水性と透湿性に優れたシューズを充実する。