オンワードグローバルファッションは、17年秋冬コレクションを最後に「ミッソーニ」の輸入販売契約を解消し、国内における製品の販売を終了する。
03年からオンワード樫山において、販売を開始。百貨店のインショップや東京・表参道の旗艦店などを運営してきた。今回の契約終了について、オンワードグローバルファッションは、今後のビジネス展開を見据えた「選択と集中」の戦略に基づいて、ミッソーニと協議を続けてきたという。
オンワードグローバルファッションは今後、「ジル・サンダー」や「ジル・サンダー・ネイビー」「モロー・パリ」「オリヴィエ・テイスケンス」「ソニア・リキエル」「ロシャス」などの既存ブランドの育成を重点とした上で、オンワードグループが国内外で保有する資産・ノウハウを活用して新規ブランドの獲得を含む新たな戦略を進めていく。