「職人さんの思いを人に届けるのが自分の役割」と語るのは、日本で珍しい後染め洋装専門のシルクジャカード職人工房、小倉織物の小倉久英社長の長女、小倉理枝さん。絹の高騰や後継者不足、コロナなどの影響で厳しい中、妹の寺山有紀さんと共にクラウドファンディング(CF)を今年2月に実施。1カ月弱で目標の100万円を達成し、最終的には216万2000円もの支援が集まった。その支援金を元に、シルクジャカードのスカーフや扇子などを販売するBtoC(企業対消費者取引)ブランド「OGURA」(オグラ)を立ち上げた。
(榎田果歩)
想定超える支援
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