日本政府観光局によると、10月の訪日外国人客数は前年同月比1.8％増の264万1000人で、10月として過去最高となった。中国を除く東アジアは、昨年10月にあった休暇が今年は9月下旬にずれ込んで前年同月を下回った。しかし、欧米豪の需要は堅調に伸び、訪日客数全体としてはやや増加に転じた。
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16の国・地域（中国、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン）が10月として過去最高を記録した。
東アジアは中国が7.8％増の71万5000人と増加し、台風21号や北海道胆振東部地震などの影響は限定的だった。一方で韓国は8.0％減の57万1000人、台湾は9.9％減の40万人、香港は0.9％減の17万人となり、休暇の日程のずれに加え、自然災害の影響も一部で残っている。
