全米小売業協会(NRF)が、ジェネレーションZ(1995年以降に生まれた世代)に関する調査結果を発表した。大方はまだティーンかプリティーンだが、既に大きな影響力を持っていると分析されている。
NRFによると、ジェネレーションZの出費に特に影響を与えている、もしくは自分のお金で買っているものは、「玩具とゲーム」が最も多く、2位以下は「服と靴」「食品と飲み物」「外食」と続く。
9月の新学期準備に使う予定の金額(お小遣い)は、10年前に比べてだいぶ増えている。プリティーンは09年は11ドル94セントだったのが今回の調査では26ドル40セント、ティーンエージャーは同30ドル88セントから36ドル71セントに増えた。以前より、リッチな世代になっているのだ。親が家族のために買うものについても、前の世代よりもオンラインで探したり商品のレビューをチェックしたりすることに貢献している。
(ニューヨーク=杉本佳子通信員)