輸入卸のノーザンスカイ ショールームに直営店を併設

2017/10/17 04:24 更新


 輸入卸・小売りのノーザンスカイは、ベビー・キッズウェアのセレクトショップ「レ・キャトルサンク」の路面直営店を東京・神宮前の自社ショールームに併設する形で開いた。今夏まで新宿の百貨店に開設していた店を移転。45平方メートルの広さを生かし、イベントにも力を入れていく。

 「トコトヴィンテージ」「ミニロディーニ」「ワンインザファミリー」「ファブ」など大人の感性を反映したブランドをセレクトし、日本製の自社ブランド「イーストエンドハイランダーズ」をミックスする。欧米ブランドはワンピースで1万円台前半の価格だが、インポートらしい色使いやシルエットに独自性があり、おしゃれな客層に認知され、卸売りでもコンスタントに受注がある。レ・キャトルサンクは他に6店があり、百貨店インショップには目的買いで来店する客も多いという。

 家族で楽しめる品揃え、しつらえを大事にしており、輸入絵本も扱う。今後はステーショナリーや陶器など大人向けの雑貨も扱う考えだ。顧客がギフトを選ぶ際、「子供用に限らず、両親が使えるものを選ぶことも多い」という。

 同社は子育てしている社員が働きやすい環境を大事にしており、営業は平日の午前11時から午後5時。週末には様々なイベントを行い、「消費者とのコミュニケーションを大事にしたい」という。今月は白のソックスを植物染料で染めるワークショップを予定する。

白をベースに両親もリラックスできる空間にした



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