ノーリーズ 洗練された40~50代向けに新ショップ

2018/05/18 05:59 更新


 セレクトショップ「ノーリーズ」を運営するノーリーズ(東京)は4月、40~50代の女性に向けた新ショップ「セカンドノーリーズ」を東急百貨店吉祥寺店にオープンした。大人の女性が着やすい着丈やシルエットのカジュアル服を中心に扱い、出足も順調という。

 ノーリーズ本体は、上品で質の良い仕事服やカジュアル服を得意とし、30~40代の顧客が多い。一方で、長年のファンが年齢を重ね、商品は好きだがサイズや着丈が合わなくなったと感じる女性もいる。そういう客層に、ノーリーズの中でもリラックス感があって着やすい商品カテゴリーのニーズが高まっていることから、品揃えを充実し、同カテゴリーを軸に扱うセカンドノーリーズを出店した。

 シンプルで着やすい商品が中心だが、18~19年秋冬物ではレイヤードで鮮度を出す。例えばサイドスリットにもできる薄手のニットワンピース(1万9000円)は、下にレギンスをはく。タートルネックのニットベスト(1万6800円)はTシャツにも白シャツにも合う。エクリュやカフェオレのようなソフトな色と、素材ではキュプラなどのマットな光沢も推す。ゆったりした着用感だが、だらしなく見えないよう品良く仕上げるのがノーリーズらしい。スタイリング次第で仕事で使える商品もある。働くママ層の学校行事シーンを意識したセットアップも企画した。

 「こうした商品を探している大人の女性はいるはず」(同社)とし、多店舗化も視野に入れている。

18~19年秋冬もリラックスした着丈やシルエットの商品を企画 



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