フラワーアーティストのニコライ・バーグマン氏が、初のジュエリーブランド「ナチュア＆ニコライバーグマン」を立ち上げ、26日に東京・南青山に旗艦店を開く。同氏が代表を務める新会社ナチュア＆ニコライバーグマンが運営する。今後、百貨店やセレクトショップ内のインショップの形で年内に2店舗、5年で70店舗の出店を目指す。
フラワーボックスが人気で、ファッションブランドとの協業も多いバーグマン氏はデンマーク出身。現在、フラワーブティック11店と、二つのアトリエ、三つのカフェを持つ。「花の命ははかないが、何か作品としてずっと残して頂けるものを作れないかと４年ほど前から考えていた」とし、今回のジュエリーのコレクション製作を決めた。
ナチュア＆ニコライバーグマンのラインアップは、シルバー925製のカジュアルコレクション（31型、中心価格2万円台）、18Kゴールド製のファインコレクション（17型、20万～40万円）、ブライダルコレクション（43型、50万円後半）の3カテゴリーがあり、いずれも植物をモチーフにしている。
スイレンの葉をのせたリング、様々なつぼみや実のチャームを通したブレスレット、あじさいの花びらをかたどったエンゲージリングなどで、バーグマン氏がじっくりと植物と向き合いながらデザインしており、今後もシーズンごとに新作を出す。
ショップは、ニコライバーグマンフラワーズ＆デザインフラッグシップストアの向かいに位置し、地下がサロン、1階がカジュアルとファインコレクション、2階がブライダルフロアとなり、総売り場面積は132平方メートル。
北欧のクリーンで明るいイメージの空間としており、随所にフラワーアレンジメントがディスプレーされている。今後の出店も、既存のフラワーショップの近くや百貨店インショップなどを検討。1ラインを切り取ったカテゴリーショップの出店も視野に入れている。
北欧調のクリーンな店内
カジュアルコレクションのバングル「ナチュア＆ニコライバーグマン」
