ニューンが「タイガーリリートーキョー」運営会社を買収

2022/09/16 11:00 更新


着心地のよさと自然なバストメイクが特徴のノンワイヤブラ

 小柄な女性に向けたDtoC(メーカー直販)ブランド「コヒナ」を運営するニューン(東京、中川綾太郎代表)は、リリートレーディング(同、九冨里絵社長)の全株式を取得し、完全子会社化した。リリートレーディングのランジェリーブランド「タイガーリリートーキョー」はリブランディングし、ブランド名を「イェニ」に変えて再始動する。

 タイガーリリートーキョーは17年、社長兼ディレクターの九冨さんがインポートランジェリーのセレクト店としてスタート。19年に同名のプライベートレーベルを始め、「オードリー」と名付けたノンワイヤブラは4000枚以上を販売した。

 イェニはこの実績を生かし、コンセプトを「大人の女性が自分らしく生きるためのランジェリーブランド」に改め、大人世代が可愛いと感じるシンプルなデザインにする。ニューンのサポートでMDを精査し、シーズンを問わず客が求める商品や色に絞り随時、修正していく。

 好評のノンワイヤブラは、改良して継続販売する。バックスタイルのデザインをそぎ落とし、生地はより毛玉になりにくい「テンセル・モダール」を使う。カップは外れにくくした。ノンワイヤブラ税込み5980円、ショーツ1950~2750円など。

 販売は公式オンラインストア。買いやすさを重視し、チャットやLINE、インスタグラムによる接客に力を入れる。体験できる場として、イベントや期間限定店も開く。九冨社長は「ニューンと組んだことでクオリティーが高く、安定した供給ができるようになった」と話し、サイズの拡充を目指す。

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