「だれのマネもしない」――こんなメッセージが地下鉄名古屋駅のホームをジャックした。名古屋パルコの春ファッションキャンペーンのポスターだ。誰かに似せていることの安心感よりも、自分の個性を信じて誰のマネもしない生き方や装い方もあるんだと、名古屋駅から栄に向かう乗客に語りかけている。
名古屋パルコのモードブランドの中から「ヨウジヤマモト」「プリーツプリーズイッセイミヤケ/オムプリッセイッセイミヤケ/ミーイッセイミヤケ」「マッドストアアンダーカバー」「ステュディオス」とタイアップし、ビジュアルと連動させ、モードの魅力を打ち出した。ビジュアルイメージはアーティストの長尾洋氏を起用し、刺激的に表現した。
モードブランドの集積は名古屋パルコの特色の一つ。メッセージには、どこにもマネされない館の独自性も込められた。