総合ジュエリー企業ナガホリは、ファインジュエリー・ハイジュエリーの顧客向け販売会「創美展」を東京・日比谷の帝国ホテルで開き、2日間で約1100人の来場があり、9億円に迫る売り上げがあった。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年の半分以下に招待客を絞り、対策を徹底しての開催となった。
1点で億単位の価格となる超高額のダイヤモンドルースの決定があったほか、ここ数年売り上げ好調な高額カラーストーン商品が複数決定し、全体の売り上げを押し上げた。3、4月に開いた販売催事でも、買い上げ率と客単価は上昇傾向にある。
会場では、オリジナルのハイエンドブランド「ナディア」のほか、イタリア発の「スカヴィア」のコレクション、アーガイル産のピンクダイヤモンドをはじめとする希少性の高いカラーダイヤモンドのルースなどを販売。ジュエリーデザイナーコーナーでは、今年、デザインオフィス創設35周年となる芝田悦美氏をクローズアップし、代表作やアニバーサリーを記念した新作を見せた。