良品計画は16日にオープンする錦糸町パルコの無印良品に、靴下の編み機を設置し、店内でオリジナルの靴下を編み立てるサービスを提供する。
メンズ、レディス、子供用で計7サイズがオーダーでき、購買客が自由に描いた柄を入れた靴下を作ることもできる。店内に靴下の編み機を導入するのは初の試み。
錦糸町店には伊・ロナティの靴下編み機を設置した。ベースの色はグレーとチャコールの2色で、無地は1足400円、柄入りは600円。ベースの2色に最大6種類の色糸を使い、幾何学柄や名前入りのほか、店内のパソコンで自由に模様や絵を描き、靴下に編み込むこともできる。
ネット販売限定の小さめや大きめのサイズでもオーダーすることが出来る。編み立て自体はそれほど時間はかからないが、検品やプレス作業もあるため、オーダーから商品の受け取りまで当面は1週間かかる。店舗が受注から生産までのプロセスに習熟すれば受け取りまでの時間は短縮していきたいという。
今回、編み機を導入するのは、実店舗に客が足を運ぶ理由を増やすほかに、オーダーする柄やサイズから、客がどういった商品を求めているか把握する狙いもある。将来的には足のサイズだけでなく丈も好みに応じて仕上げるサービスの提供も視野に入れている。