2月1日に閉幕した国際素材見本市ミラノウニカ(MU)。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)とジェトロ(日本貿易振興機構)が主催する日本パビリオン「ジャパン・オブザーバトリー」(JOB)にはコロナ禍前を上回る37社が出展した。
(三冨裕騎、写真=マルコ・ベルトリ)
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10周年を迎え過去最大の展示規模となった今回のJOB。「JOBは、イタリアには無い『日本ならでは』の生地を見られる場所。ハイクオリティーな素材見本市を構成していく上で、MU事務局からも期待されている」(古茂田博JFW推進機構事務局長)という。
来場者の数は出展企業によって増減があったが、「リピーターがついてきた」「徐々に認知が広がってきた」と継続出展に前向きな声も多く聞かれた。なお、コロナ禍のため設けられた出展者不在エリア「JOBプラス」は、リアルでの商談の復活に伴い、今回が最後となる。
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