森ビル 虎ノ門ヒルズステーションタワー、10月6日に開業へ 商業施設は約70店

2023/07/20 17:05 更新


 森ビルは、東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅直結の大型複合施設「虎ノ門ヒルズステーションタワー」を10月6日に開業すると発表した。14年開業の森タワー、20年開業のビジネスタワー、22年1月に完工した住宅主体のレジデンシャルタワーに続く4施設目で、虎ノ門ヒルズ全体が完成する。

 7月14日に完工し、20日に完工式を行った。地下4階~地上49階、高さ約266㍍で、延べ床面積約23万6640平方メートル。隣接街区に地下3階~地上4階の「グラスロック」(延べ床面積約8800平方メートル)と、地下1階~地上12階の「虎ノ門ヒルズ江戸見坂テラス」(約8100平方メートル)も作る。地下鉄駅前に広場を整備し、地上1階と11~14階はハイアットによる高級ホテル「ホテル虎ノ門ヒルズ」を入れ、9~10階と15~44階をオフィスゾーン、8階の一部と45~49階はホールやギャラリー、カフェ・レストランなどで構成する約1万平方㍍の情報発信拠点「TOKYO・NODE」も設ける。

 商業施設はタワーの地下2階~地上7階とグラスロック、江戸坂テラスの一部で、店舗面積は約1万4400平方㍍。地下鉄駅前広場と直結したマーケット「T‐マーケット」のほか、ベイクルーズによるエリア初となる大型セレクトショップ、「都心最大級」の総合ウェルビーイング施設、「ライフスタイルやビューティーのニーズに対応する」店舗など約70店舗が出店する。店舗は10月6日以降、順次オープンする予定。

 TOKYO・NODEでは10月6~29日に、アーティストの真鍋大度氏や演出振付家MIKIKO氏らのプロデュースによる開館記念企画を行う。

 虎ノ門ヒルズ全体の敷地面積は約4万8000平方メートル、延べ床面積は79万2000平方㍍、商業面積は約2万6000平方メートルとなる。

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