三越伊勢丹が全国の名産品をセレクトする「旅するストア」は、新潟の5自治体の商品を集積した。
金属加工で知られる燕市のタンブラー(7560円)、織物業の歴史がある十日町市のてぬぐい(1296円)などを販売している。また、グループ会社の新潟三越伊勢丹が独自に取り組んでいる地元のモノ・コトを発信するキャンペーン「ニイガタ越品」の商品も約50種類揃えた。
旅するストアはオープン以降、客単価は4000円程度で推移している。平日はオフィスワーカーが地方の和菓子や酒など自分用に購入しているのに対し、休日は周辺のホテルやマンションから観光客や家族連れが街歩きの一環として来店し、南部鉄器など高単価な土産物も売れているという。