三越伊勢丹 「スタッフスタート」導入でCVR向上、単価もアップ

2021/05/26 06:29 更新


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出店企業スタッフの投稿も準備中

 三越伊勢丹は「三越伊勢丹オンラインストア」で、バニッシュ・スタンダードのコーディネート投稿アプリ「スタッフスタート」を導入したスナップ機能サービスを開始した。販売員による情報発信として4月27日から始め、経由CVR(購入率)は通常の三越伊勢丹オンラインストアの約1.8倍(5月17日時点)に伸びるなど順調に滑り出した。百貨店でのスタッフスタートの導入は初。

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 スナップの1販売当たりの売り上げ単価も約1.4倍と高い。約20万円のコートの購買につながった例もある。

 同サービスは現在、伊勢丹新宿本店を中心に、三越伊勢丹のスタッフ約300人が登録、約90人が投稿している。大手アパレルなど出店企業の販売スタッフによる投稿も準備中。

 レディス、メンズに加え、インテリアからの発信も特徴。巣ごもり需要を背景に、インテリア担当の投稿はトップクラスの人気だ。三越伊勢丹公式の個人SNSとも連携したほか、同社のリモートショッピングアプリでも問い合わせが可能。

 サービス導入は、「強みである人をさらに立てることで、お客様とのエンゲージメントを一層高めていく」(三越伊勢丹MD計画部上林大悟氏)狙いがあった。コロナ下で来店が難しいなかで、顧客接点として重要性が増している。

 同社ならではの機能として、フロアやブランドを横断したコーディネート提案が可能だ。このほか、3D計測による体形データ「マッチパレット」や骨格スタイル分析、パーソナルカラー診断など自社サービスの情報をスナップに記載する。売り場でのサービス診断の経験のある消費者は、自身の診断結果に近い販売員スナップを参考にできる。

 開始から1カ月。手応えを得て、「今後、他の旗艦店や地方店など導入店舗を増やせれば。食品をはじめ、他の売り場での活用も進めたい」としている。


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