三井不動産は24年春にライフスタイル型商業施設「三井ショッピングパークららテラス晴海フラッグ」を開業する。東京2020オリンピック・パラリンピックの大会選手村の跡地約13ヘクタールの土地に、5632戸の分譲住宅・賃貸住宅など合計24棟を建築する再開発事業、晴海フラッグ内の中心に立地する。
ららテラス晴海フラッグは地上3階、地下1階建て。店舗面積約1万平方メートルに40のテナントが出店する。スーパーマーケットのサミットストアをはじめ、保育園、ウェルネス施設、医療モールなど多様なライフスタイルに対応する。
JOC(日本オリンピック委員会)による日本オリンピックミュージアムのサテライトを導入し、アスリートのアイテム展示のほか、選手村で提供した商品安全、環境保全などの認証食材を活用した料理を提供するカフェを開設する。
再開発事業で約1万2000人の居住が見込まれており、その居住者をメインターゲットとして、晴海エリアの生活を支える商業施設として街のにぎわいを創出する。