三井不動産など8社 JR関内駅前の横浜市旧市庁舎跡地に大型複合施設 26年春にグランドオープン

2022/07/12 14:09 更新


 三井不動産など8社は横浜市のJR関内駅前の横浜市旧市庁舎跡地に、大型複合施設を開発する。25年12月に完工、供用を開始し、26年春にグランドオープンする予定。

 約1万6500平方メートルの敷地に、高層ビルを含む6棟を建てる。横浜スタジアムと横浜公園とデッキでつなげ、駅前広場も整備する。

 建物の延べ床面積は約12万8000平方メートル。オフィス、大学、新産業創造施設、遊びとテクノロジーを融合した「エデュテインメント」施設、商業施設などからなる33階建てのタワー棟を中心に、8階建ての旧市庁舎を保存活用した棟(保存活用棟)、国内初の常設ライブビューイング施設と商業施設からなる「ライブビューイングアリーナ」、低層の商業施設棟の「くすのきテラス」と「みなとテラス」、観光案内所「ビジターフロント」で構成する。

 保存活用棟には商業施設と、開発事業者として参画する星野リゾートによる約280室のホテル「OMO7横浜バイ星野リゾート」が入る。ライブビューイングアリーナは約3000平方メートルで、大型スクリーンと音響設備も整備し、「音楽や飲食なども楽しめる新たなエンターテイメント空間」とする。エデュテインメント施設とともに、事業参画者であるディー・エヌ・エーが開発する。

 同プロジェクトは三井不動産を代表企業とし、星野リゾート、ディー・エヌ・エーのほか、鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、東急が参画する。



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