三起商行の基幹ブランド「ミキハウス」のショップスタッフがこのほど、同ブランドの主力商品のひとつであるシューズを製造するムーンスター久留米工場を見学した。作り手の手間や愛情、独自技術などを知ることで、接客の説得力や自信を深めるのが狙い。
同社は接客サービス向上のため販売員教育を強化している。ショップスタッフによる同工場の見学は初めて。九州地区の店舗から12人、東京、名古屋、大阪の「くつひろば」がある主要店舗から5人が参加した。
スタッフは「シューズ作りの工程とたくさんの思いやノウハウの存在を知ることができ、接客に生かしたいと思った」「現場の職人さんが愛着を持って作っているのを、自分の目で確認できてよかった」「お客様から価格が高いと言われても、これだけ手間がかかっていることを知り、自信を持ってお勧めできる」などと語った。
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今後、社内報や研修などで情報を共有する