ミッドタウン、ファッション健闘のワケ

2016/09/21 05:00 更新


 東京ミッドタウンマネジメントが運営する東京・六本木の大型複合施設、東京ミッドタウンの商業ゾーンがファッションを中心に健闘している。4~8月の売上高は前年同期比約1%増で、今月も順調。16年3月期に達成した過去最高売上高約290億円(前期比約9%増)を上回るペース。「開業時からのコンセプトである〝都心の上質な日常〟提案を深掘りし、各店舗で顧客作りをしっかり進めてきた」(明石由紀子タウンマネジメント部統括)成果だ。

 昨年4月に三越伊勢丹のファッション・雑貨の新業態店「イセタンサローネ」を導入するなど大型区画を改装したことに加え、同時期に近隣の国立新美術館で大型企画が開かれた効果で、昨年4~5月は来館客数、売り上げともに大きく伸ばした。その反動で今年4~5月は来館客数、売り上げともに前年実績を下回った。しかし、6月から持ち直し、中でもジュエリー、雑貨、コスメなどを含むファッションの売り上げは6~8月で前年同期比6%増以上伸ばした。

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