メルカリはフリマアプリ「メルカリ」ユーザーの利便性向上を進めている。主にオフライン施策を強化しており、クリーニングの白洋舎、100円ショップ「ダイソー」との連携を発表した。
3月15日から大創産業が運営する「ダイソー」約3600店で梱包(こんぽう)資材の販売を始めた。ダイソー限定のオリジナルデザインで、メルカリで売れた商品を梱包できる。ダイソーはかねてから梱包や発送に必要な資材を販売しており、メルカリ利用者と親和性が高いのが協業の理由。
また3月8日からは白洋舎と共同で、同社の一部店舗にメルカリステーションを設置する実証実験を行っている。
メルカリ上で売買される商品の約35%がファッション領域で、「出品前」や「購入後」にクリーニング店を利用するユーザーが多いため、衣類や服飾雑貨を長く清潔に使い続けられるサポートを行うという。
白洋舎のスタッフがメルカリの初期設定や使い方をサポートするほか、売れた商品を発送できる無人投函ボックスの設置、梱包資材の販売などを行う。メルカリユーザーを対象にドライクリーニング料金を割り引くキャンペーンも実施する。
都内3店(外苑前店、用賀店、月島店)で約半年間の実証実験を想定している。