明治(東京、松田克也社長)は東急プラザ原宿(ハラカド)3階に期間限定店「チョコレートのないカカオのお店」を7月23~31日、開設する。ライフスタイルブランド「カカオスタイル」から、初のファッション商品を販売する。
明治は「ひらけ、カカオ。」をテーマに、カカオの新しい価値を追求している。同店では、新商品のゼリーやカカオスタイルの商品を販売する。
カカオスタイルは異業種の企業と協業して、カカオの種皮カカオハスクをアップサイクルした商品を販売している。ファッションアイテムは、アフリカ・ガーナの雇用支援を目的としたブランド「クラウディ」とデニム製品ブランド「エドウイン」と協業した。
クラウディとの商品は3種類。Tシャツは、カカオスタイルのロゴを胸部分にプリントした。胸ポケットはカカオハスクを使って染め、ガーナでデザインした。色はブラック、ホワイト。税込み8800円。ほかにトートバッグ(5720円)とポーチ(4070円)がある。同店で数量限定で販売する。
エドウインとは、デニム製品のセットアップを企画した。カカオハスクの粉を緯糸にブレンドした生地を使った。ボトムのセルビッジ(耳)は、カカオをイメージして茶色に染めた。価格は未定。10月ごろから東京・原宿のエドウインコンセプトショップ、ECなどで順次発売する。