松屋銀座本店は、「銀座ものつなぎプロジェクト展」を8階イベントスクエアで12月6日まで開いている。
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銀座ものつなぎプロジェクトを通してつながった100社の品物と、銀座やプロジェクトにまつわるメッセージを展示している。
来場者にはプロジェクトに参加した全店舗が掲載されている銀座マップを配布。一部展示で受け取れる「ギンザ回遊カード」を対象店舗に足を運んで提示するとサービスが受けられる。銀座の街を回遊してもらい、にぎわいを波及させる。
会期中と12月12、13日にはイベントスクエア入り口に「銀座でつながるギフトロッカー」を設置。参加費1000円で好きな番号のロッカーを開けると、銀座ものつなぎプロジェクトからのクリスマスプレゼントが受け取れるイベントも実施する。収益の一部は衣料支援活動を行うジャパンハートに寄付する。
銀座ものつなぎプロジェクトはコロナ禍で活気を失った街を元気にしようと木挽町よしや3代目の斉藤大地さんが一人で始めた活動。物々交換を通して参加店の魅力を発信している。
これまで松屋銀座本店やユニクロトウキョウなど100店以上が活動に賛同し、参加している。100回で一度休止していたが、101回目の演出家、宮本亜門さんへのものつなぎで活動を再開。斉藤さんは「今後はモノだけでなく、場所や人、言葉などもつないでいきたい」と話した。