松本パルコ 地元と組んで「美術館」 7月から来年2月末まで

2021/06/03 10:58 更新


 松本パルコ(長野県松本市)は7月3日から来年2月28日まで、松本市などと協業し、現代アート美術館「パルコde美術館」を開設する。

 最上階の6階全フロアと屋上を活用する。松本市出身の前衛芸術家、草間彌生氏や松本市在住の彫刻家、大曽根俊輔氏ら松本市や中信地区に縁があるアーティストの作品を4期に分けて展示する。関連グッズを販売するショップも併設する。

 同SCはコロナ禍で厳しい環境下にある地元中心市街地を活性化するための地域連携企画を昨秋に開始した。パルコde美術館の開設はその第3弾。松本市が地元の商工会議所や商店街などとともに実行委員会を組織して企画する「松本まちなかアートプロジェクト2021」の一環として、企画した。アートの発信によって「EC拡大の中で、地元でのリアルな場での買い物体験に付加価値を創出し、地域の魅力を地域で支える機運を醸成したい」(伊藤智人店長)としている。



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