マッシュスタイルラボは26年、春物からUV(紫外線)対策商品を拡販する。25年夏に品揃えを強化した一部ブランドが好調だったことを受けたもの。大型連休前に需要が高まると見て、3月下旬から販売する予定だ。町で着る服だけでなく、プールや海など、水辺での着用を想定したアイテムも企画している。
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「スナイデル」は今夏、UV対策ウェアにラメ入り素材やドレープを効かせたデザインを加えたところ好調だった。26年はチュール付きカーディガンやオーバーサイズシャツなど、バリエーションを増やす。紫外線に加え、近赤外線も防ぐ素材「ソラメント」を採用したパーカなども投入する。
「リリーブラウン」は今年の発売後即完売したUVカット兼撥水(はっすい)加工のブルゾンに加え、ボレロタイプなども販売する。日傘や帽子、アームカバーなどと一緒に水着と組み合わせたスタイリングで提案する。

大人向けの「セルフォード」は耐塩素機能素材を使い、ラッシュガードとしても着られるミニ丈のロンパースやフリル付きトップなどを出す。「フレイアイディー」も水辺での着用を想定した水陸両用素材を採用、セットアップで着られるラッシュガードブラウスとパンツを訴求する。

ブランド横断で協業した晴雨兼用傘「プロテクトユー」との取り組みは来年も継続する。花柄やリボン柄、動物モチーフなど、各ブランドの特徴を生かしたプリントデザインを増やす。
