マッシュホールディングスは、米国投資ファンドのベインキャピタルに株式の過半数を譲渡する契約を締結した。今年12月末日までに譲渡する。海外事業の成長を加速し、将来のIPO(新規株式上場)に向けた経営基盤強化のため、グループの企業理念や経営方針が合致するベインキャピタルとの契約を決めた。ベイン側はマッシュホールディングスの株式を2000億円規模と評価し、その約6割を取得すると見られる。
マッシュホールディングスの近藤広幸社長は「3~5年後の株式上場を目指しており、ファッションのほか海外や飲食、ライセンスなどの事業も伸ばすにはパートナーが必要と考えていた」と話す。投資先企業の海外事業拡大のノウハウやIPOの実績からベインキャピタルを選んだ。