マルサンフットウエアー、「パカパカ感」無く歩きやすいサンダル

2022/12/02 10:59 更新


足裏インソールにはしなやかな鹿革を活用

 マルサンフットウエアー(奈良県御所市、西邨安雄社長)は、日常の様々なシーンに履けるユニセックスサンダル「レザーサンダルズ2nd」を開発した。シンプルなデザインながら歩きやすく、上質な革をインソールやアッパーに使って「履物工場職人のこだわり」をアピールする。

 足の甲を深く包み込むデザインを追求し、サンダルによくある「パカパカ感」を抑えた歩きやすさが特徴。足裏インソールにはしなやかな鹿革を使い、衝撃を吸収するため、クッション材はミリ単位で厚みを工夫した素材を活用。アウトソールはつま先部分にボリュームを持たせてカジュアル感を演出。アッパーや中底は牛革仕様で仕上げ、アッパー部分の伸びを防止するため、履き口裏やつま先裏には補強テープを用いている。

 アッパー部分のカラーはブラック、ホワイト、ブラウンで、サイズは23~27センチの6種類を揃える。税込み2万2000円。クラウドファンディングのキャンプファイヤーで11月25日から先行割引を行っている。

 同社は履物産地である御所市で創業して67年。ヘップサンダル・一般サンダル・革靴などを生産する。現社長は3代目、「海外産のサンダルがあふれるなか、産地の伝統を継承し、高品質の日本製商品を届けていきたい」としている。

産地の伝統を継承、履物職人のこだわりを表現


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