海上コンテナ不足が深刻化　運賃数倍、日本に影響も

　海上コンテナの不足、運賃の上昇などが深刻化している。コロナ禍により欧米の港湾など作業が滞り、コンテナが滞留しアジアに戻ってこないことや、航空便の減少などが背景にあった。さらに、中国が輸出を回復させたことで秋から問題が表面化した。コストアップを懸念する声がアジア各地で相次ぐ。今後、日本の輸出入にも大きな影響を与える可能性がある。