《トップに聞く》近江八幡まちや倶楽部代表 宮村利典氏 江戸時代の酒蔵を改装

2024/06/20 11:30 更新有料会員限定


宮村利典氏

 滋賀県近江八幡市の空き家になった酒蔵をリノベーションし、「まちや倶楽部」として宿泊施設を運営する。そのたたずまいにひかれ、物販や飲食店の店主たちもここに店を開いた。倶楽部の宮村利典代表は、県職員からの転身。地元の伝統産業や文化を知ってもらいたいという思いが、人と人を結び付けている。

(神原勉)

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 近江八幡の旧市街にただ1軒残っていた酒蔵が廃業し、空き家になっていました。もし売りに出されて買い取った先が建物を壊し、更地にするようなことがあれば、街並みも景観も変わってしまう。何とか江戸時代からの古い建物を生かせないか。県の職員として地域支援について関心があり、買い取って何かやってみようと、12年6月にプロジェクトを立ち上げました。

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