ルミネ新宿は8~10日、ルミネ2の屋上でグランピング(ぜいたくなキャンプ)の体験イベントを開催した。グランピングイベントやプランニングを行っているサーカスアウトドアと協業して2棟のテントを設営したほか、テナントによるワークショップやフードを提供し、非日常な空間を提案した。
グランピングは手ぶらで快適、豪華なキャンプを楽しめるほか、SNS(交流サイト)映えが良く、「興味を抱いている女性が爆発的に増えている」(ルミネの担当者)という。そのためセール直前のプロパー消費活性化を狙い、集客の目玉として企画した。シャンデリアやベッド、ソファを配し、回転木馬をイメージしたファンタジックな雰囲気のテントを客に開放した。アーバンリサーチやスノーピーク、W&Eなどが屋上でワークショップを行い、来場促進につなげた。
海外ではセレブを中心に浸透しているグランピングだが、「日本ではまだまだこれから」と話すのはサーカスアウトドアの石山学取締役。今、グランピングは〝ちょっとおしゃれなキャンプ〟と解釈されている節もあるが、「自然と一体化したラグジュアリーホテルに、リムジンを貸し切って女子会をするノリで楽しむようなキャンプスタイル」を提案していきたいという。「清潔感、高級感、やりすぎなサービスの三拍子が揃ってはじめて、女性を魅了できる」と強調した。
そうしたグランピングの楽しみ方をより体感してもらうため、ルミネ、サーカスアウトドアの両社は実際に宿泊できるイベントも開催する。8月26~28日に千葉県流山市で実施し、ルミネカードで3000円以上買い物した客から抽選で10組20人を招待する。
ルミネ新宿屋上でグランピング体験会
2016/07/12 06:15 更新