ルクアアウトドア・フロム・アルビ 新しい組み合わせで顧客開拓

2020/10/01 06:26 更新


 大阪・梅田のルクアイーレは9月18日、アウトドアゾーンの「ルクアアウトドア・フロム・アルビ」を6階にオープンした。8月末に閉店した近隣の「アウトドアのアルビ」から8店が移転したほか、米国ブーツブランド「ダナー」が日本に初出店、広島のたき火用品ブランド「野良道具製作所」が関西に初出店した。

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■初の共同出店

 スノーピークは昨年4月に資本業務提携したティムコの「フォックスファイヤー」と初めて共同出店した。「スノーピーク×フォックスファイヤー」は両社の得意分野を生かした「キャンプフィッシング」を提案する。両社のアウトドアギア、ウェアのほか、フィッシング用品も共同開発した。店舗面積は310平方メートルで、うちスノーピーク228平方メートル、フォックスファイヤー82平方メートルほど。

スノーピーク×フォックスファイヤー

■日本初の直営

 米ポートランドを拠点とするブーツブランド「ダナー」は輸入販売総代理店となっているエービーシー・マートが出店した。アウトレット店以外では初めての直営店となった。主力のアウトドアブーツをはじめ、アパレルやトレイルランニングなどの高機能なアウトドアシューズも充実した。若い客層にもターゲットを広げ、ブランド認知度の向上を図る。店舗面積は約49平方メートル。

ダナー

■たき火用品を

 アウトドア用品やダイビング用品のノラクリエイト(広島県廿日市市、里崎亮社長)はガレージブランド「野良道具製作所」を関西に初出店した。地元の廿日市では今春にキャンプ場の近くで直営店「アウトドアスペース野桜」を開設している。

 広島で製造したたき火用品を主力に「質実剛健」をアイデンティティーとしている。今回はアンバイ(大阪市)のバッグブランド「アッソブ」と協業したバッグも開発した。グリーンをテーマカラーに防水素材のキャンバス地を使用しながら都市部でも使えるデザインとした。店舗面積は40平方メートル。

野良道具製作所

■展示を拡大

 「自然を敬い、自然と共に生きる」をテーマに、世界中から選び抜いたアウトドア用品やバックパック、アウトドアウェアなどを幅広く揃える「A&Fカントリー」。大型テントなどを展示するスペースを広く取り、旧店舗よりも面積を拡大し、約231平方メートルとした。アウトドアギアを中心としているが、ウェアでは「カブー」「アウトドアリサーチ」「ペンドルトン」などを扱う。

A&Fカントリー


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