ルイ・ヴィトン ジョニー・コカをウイメンズのレザーグッズ・ディレクターに

2020/05/28 11:21 更新


 ルイ・ヴィトンは、6月2日付でジョニー・コカがウィメンズ・レザーグッズ・ディレクターに就任することを明らかにした。コカは、ニコラ・ジェスキエール率いるウィメンズチームの一員として、専門知識と創造性を発揮し、ウィメンズ・レザーグッズのデザインを手掛ける。

【関連記事】「ジバンシィ」 クレア・ワイト・ケラーがADを退任

 スペインで生まれ、多言語を操るコカは、パリの国立高等美術学校とエコールブール国立工芸学校で学んだ。ルイ・ヴィトンのレザーグッズ・デザイナーとしてキャリアをスタートさせた後、バリーやセリーヌで経験を積んだ。15年には、マルベリーのクリエイティブ・ディレクターに抜擢(ばってき)された。

 デルフィーヌ・アルノー会長兼CEO(最高経営責任者)は、「このたび、メゾン・ルイ・ヴィトンとLVMHグループにジョニーを再び迎えることができ、大変うれしく思う。ジョニーは、メゾンのクリエイティブなエネルギーとイノベーションの力を一層強化してくれるだろう。ジョニーのスタイルは、ルイ・ヴィトンのエスプリと完全に調和しており、私たちは共通のビジョンを持っている」とコメントした。

 ニコラ・ジェスキエールは、「メゾン・ルイ・ヴィトンにジョニーを迎えることができて、大変うれしく思う。数年前に始まったこの旅にジョニーが仲間入りしてくれることは、とても喜ばしいこと。チームメンバーも私も、インスピレーションあふれるルイ・ヴィトンの世界でジョニーと一緒に活動できることを楽しみにしている」と語った。

 コカは、「私を信頼して、再びルイ・ヴィトンに迎え入れてくれたデルフィーヌそしてLVMHグループに感謝する。この名高いメゾンに戻ってくることができて非常に光栄だ。イマジネーションが、イノベーションや最高水準の卓越性と出会うルイ・ヴィトンは、旅のシンボルであり夢への招待状。ニコラ・ジェスキエール率いるルイ・ヴィトンチームに加わり、ウィメンズ・ハンドバッグコレクションの更なる開発に携われることは、私にとって大きな誇りだ。幸運にも私は、かつてメゾンのアニエールのアトリエで情熱を追求し、レザーのクラフツマンシップの基礎を学ぶことができた。いろいろな経験を経て、今回その古巣に戻ってくることができた。伝統と現代性が融合した素晴らしい舞台で、私自身の創造性を追求する冒険の新たな章が開かれる」とコメントした。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事