「ベビースター」のテーマパーク なんばパークスに

2020/10/30 06:26 更新


デジタルと融合した体感型のアミューズメント施設

 なんばパークス(大阪市)に10月31日、ベビースターラーメンをモチーフとする日本初の都市型テーマパーク「リトルおやつタウンNamba」がオープンする。ここでしか体験できないコンテンツを揃えた施設で、広域からの集客を見込む。

 同タウンはなんばパークスの7階にあり、延べ床面積は1268平方メートル。総工費は約7億円。入場は無料で、①自分だけのベビースターラーメンを作れる「ホシオくんキッチン」②デジタルを融合した体感型アミューズメント③調理工程を見られるベビースターファクトリー④大人も楽しめるスイーツパークなどで構成する。ファミリー客だけでなく、若いカップルなど幅広い層の来場を見込む。

 コア客層の第1次商圏はなんばから30分圏とするが、車や電車で1時間以内の京都、奈良、和歌山、神戸も商圏とする。初年度は60万人の集客、売り上げ7億2000万円、インバウンド(訪日外国人)も見込む3年目には80万人、9億円を計画する。

 運営会社、おやつタウンの松田好旦社長は「コロナ禍で多くの人が自粛してきた中で、開業にこぎつけたのは社会的な意義があると思う」と話した。なんばパークスとしては、客層や商圏の拡大による来場者の増加を期待している。



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