LINEヤフーは、第三者による不正アクセスを受け、約40万超のユーザー情報・取引先情報・従業者などに関する情報の漏えいがあったと発表した。
11月27日時点で漏えいが確認された個人情報は、ユーザーの個人情報30万2569件（うち日本が12万9894件）、取引先などの個人情報8万6105件、従業者などの個人情報5万1353件としている。現時点で、ユーザー情報や取引先情報を利用した二次被害の報告は無いが、引き続き影響調査を進め必要な対応が発生した場合は速やかに対応するとしている。
不正アクセスは、同社関係会社である韓国ネイバークラウド社の委託先かつ同社の委託先でもある企業の従業者が所持するパソコンがマルウェアに感染したことが契機としている。
同社は、被害状況の把握と拡大抑止の対応を実施。関係省庁に適宜状況を報告しているとし、「ユーザーおよび関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけする事態を、心より深くお詫び申し上げる」としている。
二次被害のおそれがあると評価したユーザー、取引先などには、個別に連絡するとしている。
