21年春夏レザートレンド 天然の柄をグラフィカルに

2020/06/26 06:26 更新有料会員限定


Medium %e3%83%ac%e3%82%b5%e3%82%99%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%99

 国内の皮革卸が企画する21年春夏向けのレザーは、ベーシックな柄を表情豊かに見せたものが揃った。素上げの牛革は、質の高い原皮が手に入る欧州製の取り扱いが増えつつあるが、国内で加工する意匠素材は、日本人の企画力や職人の丁寧な仕事が反映された細工に強みがある。

 機能面では、消費者ニーズの高い防水加工、感染症を意識した抗菌加工の提案が目立った。また、世界基準の環境規制にのっとった革を作り込む傾向が見られた。

(須田渉美)

【関連記事】クリエイタージュエリー 量感楽しむリングに注目

人工的なアニマル柄

 注目は多彩さを増すアニマル柄だ。世界的なトレンドとしてこの数シーズン続いており、2月に開催された皮革の国際見本市リネアペッレでは、21年春夏に向けてユニークな配色を提案したメーカーが多い。高級感のあるリアルな風合いではなく、天然の柄を生かした人工的なデザインでモダンな美しさを引き出し、価値を高めている。

リネアペッレのトレンド提案

 婦人靴用途の多い丸喜は、グラフィカルなパイソン柄で新鮮味を出した。メタリック箔(はく)を交えてプリントしたゴートで、薄くしなやかで製品の加工がしやすく、ラグジュアリームードが備わって都会的な女性らしさが引き立つ。1デシ(10センチ四方)69円。

丸喜

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定


Bnr counter agreement
Bnr denshiban

この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事

Btn gotop