【パリ=松井孝予通信員】仏メゾン「レオナール」は、昨年10月にクリエイティブディレクター(CD)を退任したクリスティーヌ・フングの後任として、ゲオルク・ラックスを任命した。
ラックスはベルリンのモード&アートスクール、レッテ・フェライン卒業後、パリのオートクチュール組合校で専攻を深めた。11年に仏「タラジャーモン」に入社。イブニングコレクションの責任者を務めた。
「ラックスは、エレガントでフェミニンなシルエットを昇華させ、メゾンに新しいビジョンを与えるとともに、職人たちと協業しながらサステイナブル(持続可能な)コレクションに取り組んでいく」とレオナールは声明で今後の方針を示した。
ラックスによるコレクションはパリ・ファッションウィーク会期中の3月5日に披露される予定。