ららぽーとTOKYO-BAY セレクトなど28店を刷新

2020/03/12 06:27 更新


昨春の大型改装で成果を上げているヤングゾーン、ララ・ポップティーンランドもさらに活性化する

 三井不動産商業マネジメントが運営する大型SC、ららぽーとTOKYO-BAY(千葉県船橋市)は2月から4月中旬にかけて、28店を刷新する。主に、「強みである高感度セレクトショップをパワーアップ」(手塚和人所長)し、食や雑貨なども活性化する。

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 新店は19店。ファッションは既にレディス「シップスエニィ」(南館2階)、「レイカズン」(北館2階)を導入、3月12日にアダストリアの40代半ば~50代の大人女性を対象にした「エルーラ」1号店(同館1階)、レディス「r・p・s」(同)、レディス・メンズ「ゲス」(同)を入れる。

 続いて、20日に「ザ・ノース・フェイス」「ヘリーハンセン」のキッズ複合型店舗を北館1階、26日にレディス・メンズ「ジャーナルスタンダードレリューム」を南館1階に導入する。セレクトショップは12日に「ビーミングライフストア・バイ・ビームス」(南館2階)「フレディ&グロスター・バイ・ノーリーズ」(同1階)、26日に「ジョイントワークス」(同)が改装オープンする。

 食は新店5店を導入する。30日に西館1階に「ケンタッキーフライドチキン」を入れて、近接区画の食品スーパー「ロピア」や「ミスタードーナツ」「マクドナルド」などとともに「デイリーな食ゾーンを充実し、回遊性を高める」。

 雑貨は昨年3月に大型改装した10代女性向けゾーン「ララ・ポップティーンランド」に韓国コスメ「コスムラ」を今月12日に導入、昨年3月にオープンした「エチュードハウス」と合わせて韓国コスメの提案を強化し、ヤングの需要を喚起する。同日にはレディスシューズ「ランダ」(南館2階)なども導入、4月中旬にはアイウェア「ゾフ」(同3階)がオープンする。

 同SCは昨年3月中旬から4月下旬にかけてファッション・雑貨を中心に51店を刷新。千葉県初やSC初出店テナントを積極導入するなどして新しさを出した。ララ・ポップティーンランドはプリクラ店などファッション以外の業種を充実、ゾーン内の共用部も拡大して「若い人たちが集まり、回遊できる機能」を強化した。「改装全体の効果はあった」という。さらに、南館2階のエントランスゾーンを刷新、6月末にはJR南船橋駅と施設の間の高架下に三井不動産がJR東日本と共同で「動く歩道」を整備し、「お客の利便性と快適性が高まった」という。



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