都心商業施設に出店するレディス専門店では、水着やサングラスなど夏のアイテムがヒットしそうだ。旅行やフェスに向けた需要を背景に早速売れている店や、例年よりも水着の提案に力を入れる店がある。
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ドゥーズィエムクラスが6月注目するのは、米「サラ・クリスティーナ」の水着だ。水着は店頭で夏の雰囲気を盛り上げる要素の一つとして毎年打ち出していた。それを、今夏は入荷する型数を増やし、客に積極的に提案していく。
サラ・クリスティーナの水着は洗練されたデザインが特徴。スクエアネックやワンショルダー、布をねじったディテールなどで感度を加え、普段のスタイリングにも取り入れられるファッション性が売りだ。パッド付きの特別仕様で安心感もある。
アダム・エ・ロペアトレ恵比寿店は、5月に「スピード」との協業シリーズが売れ、中でもラッシュガードと帽子が好調だった。ラッシュガードは梅雨に備えて購入する客や、UV(紫外線)カット機能が付いているため日よけ目的で求める客もいた。
サングラスが売れ始めている店もある。ヒットしているのは、抜け感のあるクリアフレーム。レンズの色が薄いものも人気だ。ローズバッド新宿店は5月、横浜・赤レンガ倉庫で開かれた「グリーンルームフェスティバル」のために買う客もいた。
サンダルの傾向は見られないが、昨年に引き続き「ウーフォス」が動いている店や、ヒールが売れ筋に浮上している店も。雑貨の売れ筋では他に、「ムーンバード」のハンモック型のトートバッグや「マニプリ」の傘が挙がり、「ヴィオラドーロ」のかごバッグが来店動機になっている店もある。