量販店向けレディスアパレルメーカーの24年秋冬~25年春は、ニットアイテムやジレ、ライトアウターを強化し、暖冬に対応する。また、復活した冠婚葬祭の需要に向け、汎用性の高いオケージョンアイテムも充実する。
(森田桃子)
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暖冬対応が必須
暖冬でウール調アウターやダウンなど防寒物が不振だった昨秋冬の結果を受け、各社、ニットやカットソーアイテム、ジレなどを強化している。
クロスプラスは昨秋、暖冬でアウターが売れず「セーターなどが良かった」とし、今秋冬もニットトップを推す。ラメ糸やカラーネップ糸使い、アラン柄、パネルボーダー柄のプルオーバーやカーディガン、ベストなど多彩に揃える。アウターは昨年の気温データをもとに、気温ごとに分類した〝適温アウター〟を提案する。