量販店向けレディスアパレルメーカーの業績が復調している。外出機会の増加による需要の回復や、徐々に進めた商品の値上げなどが背景にある。利益面も堅調で過去最高となった企業もある。この流れの継続を期待したいが、不安材料も抱える。
(森田雄也)
【関連記事】量販店向けレディスアパレル24年春~秋 〝長い夏〟が商談に影響
大幅増収で収益改善
クロスプラスは23年2~7月、売上高が275億4700万円(前年同期比5.4%増)となり、営業利益は10億4100万円(152.8%増)で半期としては上場以来の最高益。増収とアパレル卸売りの粗利益率改善が貢献した。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!