マネキンの京屋 熟練の技を披露

2015/12/18 08:43 更新


 「マネキンの制作を見たことがありますか?」ーーマネキンメーカーの京屋(福岡市)は都内で開いた展示会場でアトリエを忠実に再現し、熟練の原型師や、仕上げを担う職人たちが制作・仕上げ過程を実演した。

 新作展示会は6年ぶり。〝ジャパンスタイル〟をテーマにマネキンを華やかに演出した。人物デザイン・ビューティーディレクターの柘植伊佐夫氏をはじめ、著名なアーティストとの協業などで日本の伝統美をモダンに表現し、会場を彩った。新コンセプトの〝ニュースカルプチャー〟マネキンも発表した。

 会場の一角で張り詰めた空気を作り出していたのが、仮設アトリエの職人たち。来場者の目の前でマネキンの粘土原型の制作などが行われ、創業から88年積み重ねてきた技術・表現力の源泉を披露した。



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