「コウザブロウ」20年春夏コレクション

2019/07/26 10:58 更新


 ニューヨークを拠点とする「コウザブロウ」の20年春夏コレクションは、デザイナーの赤松公三郎が自分のワードローブとして持っていたい服をラインナップした。

 刺し子や日本の絡み織りでサックスーツやジャケット、パンツを仕立てて、和洋折衷をさりげなく取り入れる。メッシュ状だが透けない帝人フロンティアの「ソロテックス」、インディゴ染めしたクラボウのパイル地など、リラックス感のある素材が多い。

 一方で、今住んでいるブルックリンのビルや今までのインスピレーション、将来の夢をイラストでプリントした。カラフルな道場着風のスウェットスーツ、夕日をイメージした切り替えを入れたウェスタンシャツもあり、わび寂びとポップな感覚を取り混ぜている。

コウザブロウ

(杉本佳子通信員、写真=コウザブロウ提供)



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