韓国発ベビー用品「コニー」 日本で初の新作発表会

2024/09/12 17:30 更新


自身の育児経験からコニーを立ち上げたイムCEO

 抱っこひもが人気の韓国のコニー(イム・イランCEO=最高経営責任者)は9月12日、都内で国内初の新作発表会を開き、来日したイムCEOがブランドを紹介した。現在ベビー服などの企画に注力しており、イムCEOは「ママとパパの暮らしをもっと楽に、素敵にする商品を企画していきたい」と話した。

 コニーは17年設立、抱っこひもやベビー服をグローバル販売するDtoC(消費者直販)企業だ。主力の抱っこひもは116カ国で通算130万個を売り、日本が売り上げのトップ。23年は売上高310億ウォン(約33億円)。販路は自社ECが中心。昨年、日本法人を設立した。

抱っこをサポートするヒップシート

 イムCEOは、自身が育児で感じた不便さを解決しようと抱っこひもの開発を始めたと説明した。専門知識はなかったが生地やデザインの研究を重ね、18年に国際股関節異形成協会(IHDI)に「健康な股関節の発達を助ける新生児用抱っこひも」として認証を受けた。また、デザイナーで1児の母のアン・ソヨンさんを招いたトークセッションを行い、抱っこをサポートするヒップシートの秋冬デザインや、新商品の抱っこしたまま着られる中わた入りの防寒アウターを披露した。アンさんはヒップシートの使い心地を「1歳半の娘に急に抱っこを求められても素早く対応できる」と話した。

ヒップシートの使用感などを話すイムCEO(左)とアンさん
新商品の防寒アウターを着るイムCEO


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