講談社 池袋にエンターテインメントビルを開業

2019/12/19 06:26 更新


 講談社は東京・池袋の旧「シネマサンシャイン池袋」のビルをリノベーションし、エンターテインメントライブの発信拠点「ミクサライブ東京」を来年3月19日に開業する。講談社が事業主体となり、パートナー企業6社と開発を進める。

 地下2階~地上9階で事業展開面積は約2810平方メートル。同社がこれから力を入れる「ライブエンターテインメント事業」の第1弾と位置づけ、様々なコンテンツをライブという形に変え、リアルでの体験や発信を強化する。四つのホールとグッズショップ、カフェが入り、キングレコード、テレビ東京、ネルケプランニング、ブシロード、ウーム、ムービックの6社がコンテンツを提供する。

 地下1~2階には、キングレコードが運営する約350人収容の音楽ライブスペース「クラブ・ミクサ」が入る。アーティストのライブやイベントを行う。約140人収容の講談社が運営するスペース「ホール・ミクサ」も入る。同社関連の作品発表やトークショーをはじめ、VR(仮想現実)演劇なども提供する。

 4~5階には、テレビ東京が運営する「スタジオ・ミクサ」が入る。テレビ番組の公開収録のほか、アニメやドラマの展覧会なども行う。収容人数は約400人。

 ブシロードが運営する同社のコンテンツの公式グッズなどを販売する「ストア・ミクサ」も入る。

 6~8階には、ネルケプランニングが運営する「シアター・ミクサ」が入る。漫画やアニメとミュージカルが融合した2.5次元演劇を中心に新たな作品を生み出す。収容人数は約300人。

 9階には漫画やアニメ、小説など様々な作品をテーマに期間ごとに趣向が変わる「ライブカフェ・ミクサ」が入り、「五感で体感できるカフェ」になる。

様々なライブコンテンツを発信する拠点にする(イメージ画像)


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