若い人へのエール(藤永幸一)

2014/11/23 00:00 更新




若い人たちを応援する気持ちで書きます!

最近の若い人たちは、いわれたことしかやらない。積極性がない・・・という言葉をよく聞きます。「悟り世代」という表現もあるようです。

研修でたくさんの若い人に触れて、「やる気がないわけでもなければ、能力がないわけでもない!」といつも感じます。直観的な動き方や、PCをはじめとするツールへの順応性など、優れたものがたくさんあります。

ただ、あまりに「答え」が用意されすぎた環境で、「答え」を重視する育ち方をしたために、自分の能力に気付くチャンスを得られないでいる。なんとなく流されている感じに見えてしまう。それだけのことです。

友達付き合いが中心の日常生活と、仕事で求められる「能力」とは違います。それでも、きちんとこなすことはいとも簡単にやってみせるのです。これ、素晴らしいことです。

あとは、彼らを引っ張る立場の人たちが、そんなかれらの能力に気付いて引き出す努力をするべきです。むしろ、ここにGAPがあるように感じます。若い人からみて、「憧れ」になっているか?隔てなく、若い人に歩み寄っているか?「人見知り」世代の先輩たちが、尻込みしていることはないでしょうか?

「大人」から見れば、いつの時代も「いまどきの若者は・・・」と言いたくなるものです。今、自分を振返っても、いろいろと言われた記憶があります。言われながら、「大人ってすごいな!」と憧れる人がたくさんいました。

ひょっとすると、この「憧れる」大人が、今の若い人には見えていないのではないでしょうか?だとすれば、大人の責任です!

枠を超えて、自分らしい生き方にチャレンジしている若い人・・・たくさんいます。いい仕事をしたいと頑張っている若い人、たくさんいます。大人たちが、もっと自信をもって彼らを応援しましょう!





20年のアパレル体験で痛感したこと=仕事の悩みは、本当のところ、「人間関係」。2000年に、「レックス」を設立。「仕事を楽しむスキル」を学んで、「元気な現場」をつくるサポートをスタート。自分が「楽しい!」と感じれば、相手にも好感度が伝わる!大手アパレルとの長いお付き合いで、スキルは常にバージョンアップ中!



この記事に関連する記事