「カズヤ・オカムラ」 今秋冬は80年代ウォール街×ストリート

2025/10/03 11:00 更新NEW!


ダウンジャケットやスウェットパンツなど

 25年春夏スタートのDtoC(消費者直販)メンズブランド「カズヤ・オカムラ」は、25~26年秋冬物で、80年代後半の米ウォール街を題材にした新作を揃える。同ブランドが得意とするトラッド×ストリートを切り口に、個性やこだわりをのせたダウンジャケットやスラックスなどを打ち出す。

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 同ブランドは、セレクト店やアパレルメーカーで7年経験を積んだ岡村一矢さんが大阪で立ち上げ。9月に大阪と東京で、秋冬物の新作受注会を実施した。

 秋冬は、岡村さんの好きな映画『ウォール街』『ワーキング・ガール』などの舞台になった80年代後半のウォール街にフォーカスする。「ウォール街の男性が現代のストリートに蘇ったとしたらどんな格好をするのか」を想像して企画した。

 ダウンジャケットは、よく見ると表面の模様がアシンメトリーで、トレンチコートを連想させるガンフラップやエポーレットを表現するステッチワークを盛り込む。抜け感のあるシルエットで、裾を絞れるようにドローコードを採用する。表地はナイロンのミニリップストップ素材を使用。ベージュとストライプの2色があり、税込み5万5000円。

ダウンジャケットとスラックス

 スラックスは、クラシックで落ち感のあるピンストライプ地を使いながら、ストリートでも映えるデザインを狙った。ツータックのワイドシルエットで、裾をわずかにテーパードさせたシルエットが特徴になる。シャツをタックインした際もきれいに見えるように持ち出しベルトを採用。背面にはブランドのピスネームも盛り込む。2万7000円。

 ほかにも長い期間着られる綿・ナイロンのドライタッチな糸を使ったVネックプルオーバーニット(2万2000円)、やぼったさを感じさせないシルエットで、裾を絞ることができ、ベルトループも付いた裏起毛スウェットパンツ(2万5000円)などがある。

Vネックニットトップやスウェットパンツ


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